もちもち動物園

転職・教育・移住のコツをストーリー仕立てでわかりやすく解説

転職先はブラック企業最終話「夢のホワイト企業」

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前回の話はこちら

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僕は面接にそなえ、ホテルの中で資料をつくっていた。

 

職務経歴書や履歴書の他に自分が入社したらどんなことができるか。これをパワーポイントでまとめておいたのだ。そして、次長からのヒアリングをもとに、具体的な改善案を記載した。

 

結局のところ、面接では「入社後のギャップなく活躍できる」ことをイメージさせれば勝ちだ。なので、

 

採用の歩留まり改善(エントリー→内定までの母数をどう増やしていくか)は、WEBマーケティングの知識をつかうとこんな風に解決できます 。

 

と、現在会社がかかえている課題をできるだけ具体的に提示し、自分の知識でどこまで改善できるかをまとめた。

 

面接は営業だと思っている。だから、自分というツールを使って会社にどんなソリューションを提供できるかをきちんと提示したい。僕はこんなことができます、それによってこんな効果が出ます。利益がいくら出るので、僕を雇ってもペイできます。

 

面接の流れをイメージする。言える。大丈夫。

 

最終面接

 

オフィスに通されてから間もなく面接が始まった。まず、第一関門。いきなり難関と聞かされてきた、取締役の面接だ。

 

なんでわざわざこんなとこまで来たんか?

 

宮崎弁で少し威圧感を感じるが、内容はシンプルだった。僕の育ちについてと、なぜ入社したいか。あとは取締役の昔話に笑顔でうなずくだけ。

 

(若干強調された)僕の素直さに安心したのか、取締役は20分足らずでOKを出した。案外あっけない難関であった。

 

次に事業部長。経理も担当する、大手金融出身者。社内で切れ者とされる人物……らしい。が、前日に作成した資料を見せると、「すごいねえ」と一言だけ言って終了。一応志望動機も聞かれたけど、「いいねえ」しか言わなかった。10分足らずで終了。

 

最後に社長。何を聞かれるかとおもったが、「ウチに入りたいとけ?(入りたいんだよね?)」と言われ、ハイと答えると終了。社長は満面の笑みで会社の自慢をし、意気揚々とデスクにかえって行った。

 

最後にもう一度取締役が現れ、「人事担当」の文字が入った採用通知をくれた。学生時代から憧れていた人事に、ようやくなることができたのだ。

 

こうして僕は内定した。

 

これで上場企業の正社員。年収も前職よりアップ。やりたかった人事。次長が言うには有給取得率は70%を超えるらしい。スーパーホワイト企業に就職だ。

 

もうブラック企業とはおさらばである。

 

おめでとう。君の実力なら、すぐに役員になれるよ。まずは1年後に係長になろう。私がすぐに引き上げるから。年収もちょっと経てば600万を超えるからね。

 

面接の後の飲み会で、次長はそういった。

 

ありがとうございます、お役に立てるように精一杯頑張ります。

 

僕は次長と握手した。この夜のビールはことさらにうまかった。

 

「転職先はブラック企業」完結

以上、「転職先はブラック企業」完結しました!

 

会社の在籍期間(1年2ヶ月)よりも執筆期間(約3年)の方が長くなってしまいましたが、なんとか完結させることができました、、、笑

 

第一話が2015年の6月なので、だいぶ昔のように感じます。

 

76話分のストーリーになったので、1記事2000文字だとすると14万文字超。文庫本1冊分が13~14万と聞いたことがあるので、相当膨大なボリュームになりました……

 

もしよければ、再度読み直して見て頂けると嬉しいです。 

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その後(「地方移住したらブラック企業」に続く)

こうして僕は入社してから1年で係長になり、採用数を前年度200%超えを連発。今は最年少部長就任を目指して頑張っている……

 

と、なるはず、でした。

 

しかし、世の中とは甘くないものです。モノは言いようとはよく言ったもので、前職を凌ぐ波乱の毎日が待ち構えていました。

 

次章、九州・宮崎でのブラック企業奮闘記、「地方移住したらブラック企業」に続きます!今後もどうぞよろしくお願いいたします!