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転職先はブラック企業第75話「宮崎入り」

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最終面接は宮崎の本社にて行われるという。

 

僕は旅行でも行く気分で、意気揚々と飛行機に乗り込んだ。

 

初めて訪れる宮崎の地はメタクソに暑かったが、暴力的に旨く殺戮的に安いうどんに感動したし、電車も乗り心地は良かった(乗車率50%を下回りそうな勢い)し、かなり快適だった。

 

次長はわざわざ僕に電話をしてくれ、街で一番だという飲み屋に連れて行ってくれた。

 

真っ黒に焼いた地鶏(旨い)、実は有名な宮崎カツオのたたき(旨い)、焼酎(旨い)、〆の親子丼(旨い)。ビール、ビール、ビールがすすむ。調子に乗ってキンキンのエクストラコールドを頼み、アツアツの焼き鳥と一緒にゴクゴクとやる。もちろん旨い。

 

親子丼で〆たけどもまだまだ食い足らず、初めて見る「辛麺」の店に興味津々でなだれ込む。塩ラーメンのようなあっさりベースのスープ(料理酒がきいている)とありったけの唐辛子をミックスしたようなもの。見た目はラーメンだが、宮崎では絶大な市民権を得て別ジャンルとして認識されているらしい。

 

これもまた旨く、暑い中ハフハフ食べる激辛カレーのような、強烈なカタルシスを感じた。辛麺の具はニラ、卵、ミンチ鶏肉。この素晴らしい3連コンボが響き、これでもかと唐辛子をまぶしたスープを飲めば、これはもうやめられない。中毒症状が出てしまう。なぜこれが東京でウケていないのか、極めて不思議である。

 

次長は僕の食欲に苦笑しながら、面接について教えてくれた。どうやら、最終面接は「3本勝ち抜き勝負」であり、事業部長、取締役、社長と面接を続けてやるらしい。なかなかすごいことだ。

 

事業部長は正直、そこまでキレる人間じゃない。でも、気をつけるべきは取締役。この人は社長の兄弟なんだ。この前もいったけど、物凄く人を見抜く力がある。私以上だ。だから、気をつけていこう。

 

僕は辛麺をすすりながら、ウムウムと頷いた。

 

そこから会社のお金でとってもらったホテルで夜を明かし、翌日13時からの面接にそなえた。いざ、決戦!