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芸人先生奮闘記その2「勉強ができないわけではない」

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前回の話はこちら

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テスト勉強1日目。この子達は、勉強ができないわけではないと知った

そんなわけで始まった1日目。僕はAくんの担当になった。

Aくんをマンツーマンで4日間教える。

彼の成績の責任は完全に僕の手腕にある。

 

さて、冒頭のように、一問一答問題を30分やってわかったことが一つだけある。

 

彼らの脳みそは、テスト範囲の領域については何もやっていない、

汚れのない、きれいなスッポンポンの脳みそだということだ。

 

このスッポンポンに武装をさせて、4日あいだで中間テストという

ボスキャラと戦えるくらいに育て上げなければならない。

 

なんということだ。戦いだ。果てしない戦いだ。

ネバーエンディングストーリーだ。

 

ちなみに、スッポンポンだったのは勉強の内容だけではない。

 

「Aくん、テスト範囲は?」

 

「………」

 

そう、まさかのテスト範囲すら覚えていないのだ。

よく考えれば、勉強しないわけだから

範囲を覚える習慣がなかったのだろう……

 

しかし、悩んでいてもしょうがない。初日は歴史をやろう。

少なくとも、理社なら大丈夫。覚えるだけだ。

 

一問一答だ。勉強ができない感の削減だ

 

その中で考えたのは、一問一答をなるべく多く解かせ、

成功体験を積んでもらうことだ。

 

一問一答は読んで字のごとく、短文の問題と一言で終わる回答を

セットにした出題形式である。

 

山といえば川と言う。ザ・反射神経的な記憶問題。覚えれば勝てる。

覚えなければ負ける。単純明快な瞬発力勝負。

 

単純だから、回答率の向上も容易である。勉強量と回答率が正比例する。

 

対面で、ひたすらに一問一答を出しまくることにした。

ミソなのは、対面でやること。

僕が問題を読み、生徒に口頭で回答させることだ。

 

見るのは虚空じゃない、教科書だ!

最初の10分間は、自分で教科書を読ませ、

僕の口頭一問一答を受けてもらおうと思った。

 

教科書をめくりだすAくん。僕は少し離れて、

ワークを読むふりをしながら見ている。

 

するとAくん、手には教科書を持っているが、

明らかに目が虚ろだ。何だろう、文字を読んでいない。

虚空を見つめている。

 

そして、何回かページをめくっているが、

読んでいるようには見えない。この動き……

きっと、内容も頭に入ってきていないだろう。

 

そのとき、一つの仮説が生まれた。

 

この子、まだ勉強のやり方を見つけられてないのかもしれない。

 

どうやれば問題を記憶することができるか、わかっていないのかもしれない。

それならテスト勉強のやる気がでないのも当然だ。

 

僕は方向転換して、自分で覚えさせることをせず、

僕とAくんで、常にしゃべりながら覚えさせようと考えた。

 

矢継ぎ早に問題を出し続ける僕。悩むAくん。

パスだ。3秒待って出てこなかったらあきらめろ。 

悩む時間の代わりにどんどん問題を解くんだ。

 

こうして、高速の餅つきのように、

一問一答を解きまくる耐久レースが始まった。

 

範囲を一周したら、全く同じ問題をもう一周。

その時、回答率を口に出してやるのも忘れてはダメだ。

 

よっしゃ!○%上がったね!と言いながらハイタッチすると、

まんざらでもなさそうにハイタッチを返してくれる。

 

さらに、「織田信長はホモだった」のような、

若干のエロネタも混ぜると生徒は喜ぶことがわかった。

 

これを何回か繰り返すと、

 

「織田信長は今川義元を何の戦いで破った?」

 

「桶狭間の戦い!」

 

「その時活躍した新兵器は?」

 

「鉄砲!」

 

「それはどんな風に日本に伝わった?」

 

「中国船で種子島にやってきたポルトガル人が伝えた!」

 

「その次代、ヨーロッパ人をなんて言う?」 

 

「南蛮人!」

 

「南蛮人たちとの貿易を?」

 

「南蛮貿易!」

 

「織田信長はホモ?それともホモじゃない?」

 

「ホモォ!!!!!」

 

 

こんな感じで気持ちのよいラリーができた。

 

 

帰宅時はスタディサプリで学び直し

クルマで帰るときにスタディサプリ で学び直しです。

 

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ちなみに僕の一番好きな先生は伊藤賀一先生で、漫才を見ているかのように勉強できます。

 


スタディサプリ社会科講師伊藤賀一の爆笑名場面

 

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