もちもち動物園

楽しい働き方研究ブログ。第二新卒転職→ブラック企業勤務→宮崎移住。

やる気スイッチどころか、バカスイッチを押す大人

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ども!

しょうきちです。

 

子供に勉強させたい、学力を伸ばしたいというのは一般的な親の願いですが、その願いがいろんな歪みをともなって、子供を苦しめることがあります。

 

以前、「やる気スイッチ」のCMが有名になりましたが、やる気スイッチどころかバカスイッチを押す大人も多いのだと知りました。

 

バカスイッチは、子供のやる気を奪う

怖いのは、バカスイッチを押してしまう大人は、子供に対して制限をかけてしまうこと。

 

お前はバカだからこのくらいの学校を目指していればいい、という大人。お前には偏差値50を越すのは無理だ、という大人。期待をしない大人。二人三脚で走るどころか、走ることを引き止める大人。

 

こういう大人が大勢います。

 

彼らは基本的に、子供の学力向上を諦めています。七五三の法則といって、小学生で3割、中学生5割、高校で7割の子が勉強についていけなくなるといいますが、小学生で勉強についていけない3割に入ってしまった子供の親は、早々に子供の学力に対して期待をしなくなります。

 

そのまま中学生になり、受験期に入り始めた途端、「子供の学力」が「学費=将来の家計」に直結する事実に直面し、どうにかしなければと焦る。そして、「うちの子はバカだから、何をやっても成績が上がらないんです」と叫ぶ。

 

勉強についていけないことは全くもって悪くないし、仕方のないことです。学費について考え、頭を悩ませることも悪いことではありません。

 

直すべきは、「お前は頭が悪いから」というレッテルを、子供に貼ることです。それを声に出して子供自身に言うのも、子供が見ている前で第三者に言うことも、絶対にしてほしくないです。

 

複数の大人によって押されるバカスイッチ

恐ろしいことに、バカスイッチは複数の大人によって押されるケースもあります。親、担任の先生、部活の顧問、地域のスポーツチーム。

 

これにより、「大人の言うことをよく聞く素直な子」ほど、子供は自分のことをバカだと思いこんでしまうのです。

 

バカスイッチを押された子供。やる気を取り戻すだけでも1ヶ月かかる

バカスイッチを押された子供の勉強に対するやる気は壊滅的です。ボロボロです。眼も当てられません。最初の1ヶ月は、簡単な暗記すらままならないです。

 

なぜなら、覚える気が起きないから。なので、まずすべきは、勉強をしたって覚えられない、意味が無いという刷り込みをゆっくりと引き剥がし、「君でもやればできる」「僕たちは君を絶対に見捨てない」と認識してもらうこと。

 

スタートアップだからやれることかもしれませんが、やる気を出させるために1日7時間、つきっきりで見てやることもあります。もちろんそれで追加の料金をもらったりはしません。

 

冷静な分析すら、バカスイッチのもととなることも

頑張っている子を、なぜか引き止めたがる大人もいます。そんな大人は、冷静な分析のもとに、子供を引き止めます。

 

冷静な分析とは、例えば「無理をせず、自分のできる範囲のことをすべき(だから勉強しすぎるな)」や「勉強が全てじゃない(だから勉強しすぎるな)」みたいなことを指します。

 

その意見は、結果的に見れば正解です。無理をしすぎて体を壊してはいけないし、勉強よりも大切なものはあります。友達や部活を大切にすることも大事です。

 

しかし、「自分のできる範囲」の「範囲」なんて、本人以外の誰がわかるのでしょうか。なのに、なぜ努力を止めるのでしょうか。

 

社会に入ってお酒を覚える若者は、飲んで潰れてから自分の限界を知ります。限界は自分にしかわからず、自分の限界と他人の限界は違うのです。それからは、潰れないギリギリのラインを意識しつつ、大人な飲み方を覚えていきます。

 

それと同様で、頑張って潰れるラインを認識できるのも自分自身です。そのラインを見極めることはとても重要で、それを意識することで、適度にパフォーマンスを発揮し続けることができます。

 

「何かに没入しすぎて危ない領域に入っている」子は止めるべきですが、ランナーズハイに突入する前に、「無理をするな」と言ってストップをかける大人は子供に制限をかけている可能性を認識すべきです。