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転職先はブラック企業第43話「怪文書」

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「頭脳警察は信用出来ませんなので、直接やりとりさせてくださいませんかな?」

珍妙な件名のメールが届いたのは、レクサス・マーケティングの案件を受注してから1ヶ月後のこと。

 

とうとう、僕らとレクサス・マーケティングを仲介しているはずの頭脳警察社からは、レクサス・マーケティングの案件について一切連絡が来なかった。したがって、僕らはレクサス・マーケティングの存在をほとんど忘れかけていた。

 

何も音沙汰が無いということは、レクサス・マーケティングも焦っていないのだろう。便りのないのは良い便り、メールがないのは良い案件。自身に言い聞かせながら、残っている案件を潰していた。

 

そんな中、レクサス・マーケティングより、当社に直接メールが来た。見出しは先述の通り、

 

「頭脳警察は信用出来ませんなので、直接やりとりさせてくださいませんかな?」

 

である。しかも、メールの本文には、

 

「連絡をお待ちしております」

 

のみである。担当者の名前すら、ない。

 

この極めて珍妙なメールに対して、僕は心底頭を悩ませた。丁寧に書きたいのかバカにしているのか、それとも高度に発達したIQを駆使した皮肉なのか。どちらにしろ、送り手は何かしらの異常性をはらんでおり、その異常性によって生み出されたメールは確実に僕を蝕んでいた。

 

ああ、どく状態だ。これは、RPGにおけるどく状態だ。果てしない状態異常だ。バブルスライムとかベトベトンとか虫っぽかったりゾンビっぽいやつが使ってくるアレなのだ。読む度に精神を滅入らせるこのメールは、歩く度に体力を消耗させる毒そのものである。

 

脳みそのシワを、寄せては返すさざなみのように震わせて、超絶的に思考させる。しかし、無意味だった。この意味深メールの前には僕の思考など、パック寿司におけるプラスチックたんぽぽのように無意味であった。

 

とりあえず、このメールが来たことを頭脳警察に連絡したい。が、頭脳警察は信用出来ないとクライアントが言っている以上、この両者の間には何かがあったに違いない。簡単に連絡することはできないのだ。よって、僕は音信不通のコンサル企業と怪文書をよこすジュエリー会社の板挟みに襲われた。

 

上司に相談するなどして、とりあえずクライアントに直接連絡を取ることにした。本来であれば、頭脳警察をさしおいての直接連絡はビジネス的にご法度である。しかし、この板挟みを脱するにはこれしかあるまい。

 

会社の携帯を抜いて、ダイヤルしてみる。数回のコール音の後、出てきたのは……

 

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