もちもち動物園

楽しい働き方研究ブログ。第二新卒転職→ブラック企業勤務→宮崎移住。

元コンサルが超田舎で塾開業のチラシ戦略を練ってみた。効果は?

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チラシ戦略を練ってみたから効果を公開!

 

ども、しょうきちです。

 

友人(Tと呼ぶ)の塾がプレオープンし、丁稚奉公している僕も単なる穀潰しではなく、戦闘要員としての仕事がぼちぼち出始めました。

 

先日は第一回目の体験授業として、テスト期間集中講座を企画してみた結果、ある生徒が後半→学年8位の大躍進。一応実績みたいなものも出せたのであります。

www.mochizoo.xyz

 

しかし、まだ「本契約」までは行き着いておらず、依然として一番重要なのが「集客」。

 

そこで、2回目のお試し講座を開くことで、集客課題を解決しようと思いました。

 

集客における目的を決める

 

 

重要なのは、集客の目的です。前回のテスト期間の後に、なぜ再度講座を開くのか。その目的は何なのか。

 

一言で言うと、「認知」と「興味促進」です。

  • この地域に新しい塾ができたこと
  • その塾がちゃんと結果を出せること
  • そして塾に魅力を出したこと

これらを知ってもらい、「最近バリバリやってる気になる塾」になりたい。

 

今まで勉強してこなかった子が学年一桁になったことは、狭い田舎ではかなりのニュースになるはずです。超後発の弱小塾にとってはマリオでいうスーパースター状態なのです。

 

それに貢献したのがうちの塾で、しかも授業も面白い。これをチラシメッセージに込めて「鉄は熱いうちに打て」理論で広めていこうと。

 

強いて言えば、「認知」中心の戦略なので、「アクション=入塾」は求めていません。

出来たばかりでそれまでの信頼がないのと、うちの授業プログラムが実はまだ出来上がっていないからです。

 

チラシを作る上での情報収集

 

事前の情報収集は、チラシのターゲットを練るのにハイパー重要なので、色々調べました。

 

一部を紹介すると、

  • 学校は少子化の影響で、中学全体で100人を切る
  • 塾に行っているのは1~2割
  • M光義塾(大手の個人指導塾)、K文(大手の塾。数学に強い)が幅を利かせている
  • 生徒はおろか、親も、勉強に対するモチベーションが低い(できなくてもまあいいや)
  • 学校の先生の教え方が面白くない(授業スキルが低い?)

とのことです。

 

 

どれくらい勉強に対するモチベーションが低いかというと、「テスト2日前に子供が畑仕事を手伝って」おり、「親もそれを普通に容認」しているくらいです。

 

いやいやいや!!そんなことあるんかい!!って思いましたが、こんなことあるんですね……

 

僕の認識では、テストって将来を決める超重要ファクターだったんですけど、環境が変われば認識も変わるんです。一緒に塾をやっている友人T(中央大卒)も驚いていました。

 

チラシを デザイナーに依頼。納期は激短5日!

 

なるはやでやらねばならないので、コンセプトまとめと並行して、チラシ作成を友人のデザイナーAさんに依頼。

 

ちなみにAさんは会社員でコピーライター兼デザイナーとして働いていて、広告作りまくっている上に、個人でもボカスカ仕事を受注して鬼のようにこなしまくり、その売上で海外旅行に行くくらいの腕を持つハイパーメディアクリエイター@六本木である。

 

友人Tがコンタクトをとっていたところ、

【友人T】

Aさんビラやってくれるそうです

 とのこと!

 

そこで、チラシ作成→チラシ配布までの流れを話してみた結果、

 

【Aさん】

土曜 塾側コンセプト提出
日曜 デザイナー側コピー、ラフ提出
月曜 相互ブラッシュアップ
火曜 デザイナー側作業完了
水曜 塾側印刷
木曜 塾側配布


多分、最短スケジュール。よろしく!

 

と、鬼のような短納期になってしまった。

 

とりあえず

【しょうきち】

 OKです。ありがとうございます!!

といって、コンセプトをまとめる。 

 

チラシのコンセプトを提出

 

さすがに依頼当日には出せなかったので、翌日(金曜日)にまとめて出しました。 

【しょうきち】

◆ターゲット
・中学生。学年は1~3学年。
・テストを終えて、順位と点数がわかっている
・勉強しなければならないという危機感がある
・つまらない勉強はしたくない
・親は子供のやる気を応援する立場にあり、実質的決済権は子供にある(予想)

◆商品
・無料体験教室
・無料体験プログラムを3個作成し、3日間開催する
・プログラムの内容は下記の通り
→「早大・中大出身の最強ブラザーズに口喧嘩で勝てるか?(ディベート系プログラム)」
→「サンシャイン○○のイェェェェイ語総復習!(英語系おもしろ授業)」
→「うんこで学ぶ国数英(仮)」
※全て、1~3年まで対象

◆クリエイティブイメージ
・バーグハンバーグバーグ的カオス感→http://bhb.co.jp/

出したのはこんな感じです。

 

見せ方のポイントは2つ

  • 塾っぽくない塾
  • 授業というより、面白いイベントとして集客

 

というのも、この地域はそもそも勉強にモチベーションがない傾向。だから、先発組のM光義塾とかK文がだいたいの顕在的需要は取ってしまっていると予想。

 

そんな中で僕らがとっていくべきは、普通の塾には行きたがらない潜在層だと考えました。

 

なので、塾の体験講座も、「授業ではなく、面白いイベントにしよう」という思いで組んでみました。うんこで学ぶとかはうんこドリルが受けているのをねらって。

 

 

テイストは、バーグハンバーグバーグのこういうゴッチャゴチャのわけわからん面白い感じをイメージ。

f:id:nojisho:20170608161809p:plain

株式会社バーグハンバーグバーグよりキャプチャ、転載

 

 

てなわけで、 

【しょうきち】

とりあえず、現段階で決まっていることをしょうきちの独断と偏見で味付けしてお送りしました。

と。 

 

デザイナー側からは

【Aさん】

仕事早っ!さすがっす!
うんこで学ぶかぁ、、ビジュアル考えます!

あと一点、
必ずいれて欲しい基本情報の文言などもあれば、教えてください。

では、よろしくお願いします! 

と、やはり「うんこ」に 驚かれている。申し訳ない。

 

 で、Aさんもイメージをつくりたいとのことで

【Aさん】

絵のテイストなど希望あれば教えてください!なければ独断でつくります! 

と仰せ。

 

ターゲット情報をより詳しく言語化し、疑似ターゲット像(=ペルソナ)として送りました。 

【しょうきち】

ノートにも載せますが、ターゲット情報更新しました。ターゲット情報はこれで完成です。

◆ターゲット情報

○ペルソナ
・佐藤元気(14歳)
・中学2年生
・元気でお笑い好き
・野球部に入っており、部活仲間と常に一緒
・学校帰りは祖母の畑仕事の手伝いをしている
・テストを終えて、順位と点数がわかっており、勉強しなければならないという危機感あり
・テストのときは勉強したいと思っていたが、ゲームや睡魔に負けて勉強できなかった
・つまらない勉強はしたくない
・集中力がなく、やる気が30分程度しか続かない
・勉強の意味がわかっておらず、例えば英語ができなくても社会で通用すると思っている

○ペルソナ親
・親は子供のやる気を応援する立場にあり、実質的決済権は子供にある(予想)
・親は勉強させたいと思っているが、勉強の必要性をあまり理解していない(勉強をしたからといって何になるかわからない状態)
・子供をのびのび育てることが優先順位として高く、勉強をしろと強く言わない。子供が勉強をしなくても怒らない

と。 

 

さらに、上記を加味して作った、簡単なチラシのラフも一緒に。参考はバーグハンバーグバーグ社の「すごい豆まき」。

f:id:nojisho:20170608045916p:plain

 

Tからは

【友人T】

うわあ。いるいるやつ。如意です!強いて言うなら甲斐君か黒木君がよかったです。嘘です。ありがとう!!

と。あながちターゲットイメージは間違っていなかった模様。 

 

あと、

【しょうきち】

テイストに合いそうなモデル素材のリンクをまとめておきます。
ただ、この短納期でスライスしろっていうのも酷だと思うので、
適宜簡略化して使ってください。すみません!!

 

とか言いながら、こんな感じのフリー画像のリンクを5個くらいぶん投げました。 

f:id:nojisho:20170608050203p:plain

 

 

 チラシ完成!効果が出そう!

1日過ぎて、Aさんから完成版が上がってきました。 

 

【Aさん】

新境地★

 

新境地★とのことで、ファイルを見てみると!

(一部、個人情報的な部分にはモザイクを入れています)

f:id:nojisho:20170608161115j:image

※修正後の完全版を貼っています 

 

さっすがAさん!激烈なインパクト!!

こんな塾のチラシ、探してもそうそうないですね!!

 

「塾らしくない塾」を地でいっております。ブルドーザーの如きパワーで。

【しょうきち】

このメインビジュアルのごちゃごちゃ感と集中線の感じ、すっごいイメージ通り。ニヤニヤが止まらないです。フォントもいいですね!!

 

修正点をまとめて、とのことで、

【Aさん】

修正点はお二人で決めてね!
明日の夜お待ちしてまーす!

 

クリエイティブで重要なのが、修正回数。オーダー側は何回か修正すると「あ、やっぱりこうした方がいいかも……」と、デザインを変えたくなったりするし、デザイナー側は「体力的にも1,2回で終わらせたい」もの。

 

なので、修正回数は事前に決めておくべきだと思い。

【しょうきち】

明日の夜までに修正点一回出して、それで修正は終わりにしましょう!
本当にありがとうございます!!!

と、修正回数を指定。

 

修正点は、翌日まとめて送付しました。 

【しょうきち】

変更依頼内容

1:ラインのQRコードはりたい

(中略)

9:最後の文言(講師下の文言)
→勉強を続けられる人は、勉強を「ゲーム」にしている。だから勉強を楽しめる。
勉強を楽しむことをモットーにするレボキッズ北郷が、ゲームにするコツを大公開。
東京の高校偏差値70越えの○○と○○によるおもしろ授業が勉強の常識をひっくり返す! 

 

【Aさん】

まとめて頂きありがとうございます。私のほうでデザイン調整させてもらいますがあしからず!

 

 チェック完了、チラシ完成!

 

チェックをし、チラシは完成です。

【しょうきち】

おチェック完了

しょうきちは大丈夫でございます

 

【Aさん】

スライス依頼ほど嫌いなものない

デザイナー泣かせ

 

【友人T】

あー、スライスね。わかるわかる

 

【しょうきち】

半端な知識をふりかざしやがって、、、

 

【Aさん】

お前、とってつけた知識を

 

付け焼き刃の知識を披露した結果、フルボッコにされる友人T。

 

チラシ配布へ。効果はどう出るか?

 チラシを印刷してから翌日、朝6時半から校門に立ってビラ配りをしました。頑張る友人T。

f:id:nojisho:20170608044502j:image

 

チラシを配布できたのは、全校生徒の8割程度。

 

※ちなみにここで校長先生と出会い、人柄にものすごく癒やされました

www.mochizoo.xyz

 

 

チラシの効果発表!

 

チラシの集客効果はこんな感じです。

  • 1日目:3人(CV率:4.6%)
  • 2日目:2人(CV率:3%)
  • 3日目:3人(CV率:4.6%)

こんな感じになりました。

 

めちゃくちゃ良い結果!とまではいきませんでしたが、学校で既に塾に行っている子が10人~15人程度なので、それを考えるとそこそこ頑張れたのではないかと。

 

生徒の話を聞くと、

行きたかったけど、部活関係で行けない

 

とか

クラブ関係で行けない

 など、興味喚起はできているけど事情により取りこぼしてしまったケースも多々あるそうなので、「塾らしくない塾」「面白い塾」というイメージの刷り込みはできたかなと思います。

 

以上!これからも頑張ります!