もちもち動物園

楽しい働き方研究ブログ。第二新卒転職→ブラック企業勤務→宮崎移住。

勉強ができない生徒なんていないのだ

スポンサー広告

学習塾の手伝いをして、勉強ができない生徒の傾向がわかった

f:id:nojisho:20170523155119j:plain

友達が学習塾の開業をするというので、手伝いで参加することになりました。

 

ちなみに、雇ってもらうことにはならないので、残念ながら僕は相変わらず無職です。

 

早速授業をしてみたのですが、勉強のできない生徒の傾向がわかった気がしました。

勉強できない生徒は、歴史の背景を知らなかった。

 

勉強ができないという生徒は、歴史の背景を知らなかったのです。

背景を知らないというのは、

 

  • 関連する画像を見たことがない
  • その出来事にまつわる面白いエピソードを聞いたことがない
  • 理由を知らない

 

こういうことですね。

 

天聖遣欧少年使節って知ってる?

 

例えば、天聖遣欧少年使節っていう、江戸時代にヨーロッパに送られた少年の使節団があったんです。

 

注目スべきはここに出てくる少年たちの名前。個性が大爆発していることで有名で、「中浦ジュリアン」「原マルチノ」など、現在のキラキラネームも真っ青な名前がズバズバ出てくるのです。

 

中学当時の僕はこの名前に激しく反応し、名前を見ては「ジュリアンやべえ」と笑い転げていたので、使節団の記憶もきっちり定着しました。天聖遣欧少年使節=中原ジュリアン=(名前の個性が大爆発している)ヨーロッパに派遣された少年たち、というように。

 

しかも、さらに深掘りすると、面白いだけでなく悲劇のエピソードまで出てくるのです。

 

彼らは8年程度の航海の後、日本に戻ってくるのですが、帰ってきたときはキリスト教弾圧の時代。織田信長の時代から豊臣秀吉の時代となり、キリスト教に寛容な雰囲気とはまた違ってしまっていたんですね。

 

したがって、使節団のメンバーは追放の末の死亡やキリスト教の放棄など、人生を悲しい結末で終わらせています。まさに、歴史に翻弄された一生だと言えるでしょう。

 

結構深くないですか?

これだけで映画一本撮れるくらいの話だと思います。

 

もし学校の先生が、授業中に少年使節の彼らを激しくいじり倒していれば、もしくは悲劇のエピソードを語っていれば、きっと生徒の記憶に残っていたはずだと思います。

 

しかし、生徒は全く記憶にないような反応。きっと、授業では名前をなぞっただけで、どんな使節団が送られたのか、どんな名前だったのか、どんな顔だったのか、どんな結末だったのかも教えなかったのだと思います。

 

もったいない。背景さえあれば、めちゃくちゃ面白くて覚えやすいのに。

 

「エロネタ」「ホモネタ」が大人気

 また、生徒はエロネタやホモネタが大好きで、戦国武将=ホモの話をすると、目をキラキラ輝かせながら食いつくように話を聞いてくれます。そして、聞いた後は、当然記憶に残ります。

 

エロネタは関心がある→聞きたい→勉強との距離が近くなる

 

ということなのでしょう。

 

勉強ができないのではなく、勉強との距離が遠いだけ

僕は大学生のときに認知心理学をかじっていたときがあるのですが、

そのときの教育心理学の本で、ある言葉を見つけました。

 

「たとえ」があると、よくわかる

 

これです。たとえがあると、よくわかるんです。

 

これって何?って聞いたときに、

  • 先生から聞いたアレだ!
  • YouTubeで見たアレだ!
  • 面白いアレだ!
  • ○○っぽいやつだ!

と、想像できればできるほど強い。定着している。

 

なので、まずは生徒と勉強の距離を知覚するために、いろんな例えとホモネタで頑張ってみようと思いました。