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もちもち動物園

楽しい働き方研究ブログ。第二新卒転職→ブラック企業勤務→宮崎移住。

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【日本で1人】外でもどこでも!移動シアター館長を取材してみた

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目次

 

軽トラ1台で全国回るぜ!旅する移動シアターとは

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移動シアターとは、「外でも中でも楽しめる、移動式のスクリーン」のこと。

 

野外の映画館みたいなイメージが出てきがちですが、映画の上映だけではなく、ビデオレターやトークショー、写真展などにも使えるそうです。

 

使うのは、バルーンスクリーンという組み立て式スクリーン

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これがなかなか面白いんです。なんと、1人で3分で組み立てられる組み立て式シアター!結構でかくて、画像の右端にいる人と 比較すると大きさがわかる!

 

仕様はこんな感じ。

  • ビニール製のスクリーンで、折りたたむとブルーシートみたいに畳める
  • エアポンプで3分で膨らませられる
  • 組み立てまで、勇馬さんがやってくれる
  • 個人で所有しているのは全国で1人だけ!

 

 

軽トラで全国を回る映画館

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機材はトラックの荷台に全部のせていて、このまま全国を回るそうです!

※もうそろそろ、新しい軽バンに変更予定!

 

そんな移動シアターの館長、足立勇馬さんと宮崎で飲む機会があり、せっかくなので突撃インタビューしてみました! 

 

星空の高原でも神社でも、ビルの屋上でも映画!移動シアター 

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(移動シアター館長=社長の足立勇馬さん。24歳にして移動シアターの事業を成功させている。その上子供にも好かれるなんて生意気である

 

しょうきち(以下し)「ゆうまさんのことは前から知っていたんだよね!実は、宮崎県の小林市でGWに開催していたみやざき星空映画館ってイベントを見てすごい行きたいなって思ってて」

▼▽▼みやざき星空映画館▼▽▼ - FAAVO宮崎

 

勇馬さん(以下ゆ)「ああ、あれ!見てくれたんですね!僕は主催じゃなくて、ちょっと協力しただけだったんですけど(笑)」

 

し「そうだったんだね!生駒高原っていう、宮崎県民にはおなじみのアウトドアスポットがあって、夜は星空がめっちゃきれいなんだけど、そこで夜空に囲まれながら野外スクリーンで映画を見るって聞いて。それをクラウドファンディングで資金を集めて開催するって話がWebに載っていて、眺めてたら勇馬さんがアドバイザーみたいな感じで出てて。やべえ、今度飲むじゃん、みたいな(笑)」

 

ゆ「ちょうど、うまいことご縁があって。今は結構南九州で移動式シアターないの、とか野外映画やりたいんだけど、っていう引き合いがあって。宮崎と鹿児島は結構な頻度で回ってるんですよ」

 

し「そうだったんだ!確かに、九州は高原とか広い野外スペースがめちゃくちゃあるし。星空とか、風景もめちゃきれいで、その中で映画やるっていったら県内からわんさか来るだろうなって思うもんね!」

 

ゆ「やっぱり野外はいいですよ、自然をめちゃ感じられるんで!」

 

し「ちなみに、どこでやるって決めてるの?開催場所とか」

 

ゆ「基本、全国どこでも回りますね」

 

し「マジか!軽トラで、全国行脚ってこと!」

 

ゆ「全国です!(笑)軽トラで行けるところなら、どこでもいけますよ」

 

し「やば!テレビ番組とかでやる芸人のロケかと思う(笑)」

 

ゆ「行ったのは、8都県ですね。福島、島根、鹿児島、宮崎、熊本、東京、栃木、長野」

 

し「上映場所はどんなところでやったの?」

 

ゆ「いっぱいありますよ!電波の届かないキャンプ場、神社、カフェ、倉庫、保育園、老人ホーム、ビルの屋上、シェアハウス、自然公園、公民館、ビーチとか……」

 

し「神社のイベント、興味あるー!」

 

ゆ「長野のある自治体からの要望で、自治体の関係者のみの限定イベントの話なんですけど。11月末なんで、寒くて寒くて……寒すぎて軽トラにこもってました(笑)」

 

し「長野は寒いだろうなあ。でも、神社でやるって雰囲気すごそう!」

 

ゆ「風景とスクリーンがマッチしたときの雰囲気は本当に感動モノですよ!」

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ゆ「自分で言うのもあれですけど、景色にこだわったシアターイベントってすごいきれいなんですよね。もちろん、ビルの屋上とかでもできるから、夜景も夕日も楽しめます。例えば、この前は宮崎県の青島のビル屋上(↑画像)でやったんですけど、まさに太平洋を一望できるようなロケーション。コンセプトも面白くて、本場のインドカレーを食べながらインド映画を見る。料理にもちゃんとこだわっていて、なんと、インドでカレー修行してきた方がシェフだったんですよ!」

 

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し「すげえ……コンテンツが面白すぎる上に景色も破壊的に綺麗なんだけど」

 

ゆ「僕もすごい面白くて良かったんで、今度は続編としてメキシコ編を企画中です。こうやって次もやろうって言ってもらえるのがすごく嬉しいんですよね!」

 

し「(そうやってきれいな景色で何人の女の子を落として来たんだろう……)」

 

ゆ「聞こえてますよ」

 

ホテルマンが移動シアター館長になるまで

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 し「勇馬さん、今までの仕事はどんなだったの?」

 

ゆ「ホテルマンやってました。宮崎の青島っていう、全国からサーファーが集まる地域のホテルです」

 

し「そこから軽トラ1台で飛び出したんだ!」

 

ゆ「はい。結構攻めましたね」

 

し「ほんと攻めすぎてて笑う。ちなみに何でホテルマン?」

 

ゆ「1回就職はしたいなと思ったんですよ。人をおもてなしすることは好きで、それを専門的に勉強したいなと思ってホテルマンを選びました。ヒッチハイクで全国を回ってる途中で宮崎がすごい好きになったので、青島を勤務地の候補にして。でも、旅があまりにも好きすぎるから、宮崎にずーっといるっていうのも惜しい。だから、またどこか別の場所で働けるように、全国にフィールドがあるホテルの会社を選んだんです」

 

し「僕はもともと人事やっていたから結構就活相談とか受けることあるんだけど、旅軸っていう就活方針はじめてきいたわ(笑)」

 

ゆ「そうかもしれませんね(笑)実際、宮崎でしか味わえないこともたくさんあって、某VIP団体の受け入れもやったことあります。で、本当は3年~5年働く予定だったけど、どうしても自分にしか作れない場作りをしたくて」

 

し「場作りね。ホテルを職場に選んだのもそういうこと?」

 

ゆ「そういうことです!」

 

ゆ「学生時代にヒッチハイクとかやってて、全国を回ってたこともつながってきてますね。全国のシェアハウスに泊めてもらったり、いろんな人とつながることができて、場作りイコール生活の場っていう認識ができていました」

 

し「(俺はコミュ力ないからそういういのできなかったけど、全国に仲間ができる感じがしてすごい。コミュ力分けてほしい。すごいほしい。マジほしい)」

 

ゆ「目がヤバい、目がヤバい」

 

移動シアターのきっかけは雑誌の立ち読み

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し「ちなみに移動シアターをやりだしたのって、ホテルマンの話とは関係あるの?」

 

ゆ「たまたま、イオンモール宮崎で立ち読みしていた雑誌に移動式映画館のことが書いてあって、これだ!って思ったんです」

 

し「立ち読みが起業のきっかけか!人生まじで色々だなあ……(笑)その前に、映画って好きだったの?」

 

ゆ「それが、特別好きってわけじゃないんですよ!(笑)」

 

し「な、なんだって~~~!!」

 

ゆ「直感なんですよね!シアターがつくる雰囲気、場作りが良くて」

 

し「ほう」

 

ゆ「その雑誌に書いてあった内容は今でも覚えているんです。湘南のビーチかどこかに、モニターにうつされた映画を囲んでたくさんの人達が笑っているんです。お酒を楽しみながら、会話もあり、お酒もあり。赤ちゃんがいてもいい。泣いちゃっても構わない。その雰囲気の中で、ゆるく、自由にコンテンツを楽しめる雰囲気が僕はすごくいいなって。その感覚が、直感的にやりたい!って思えたから起業しました」

 

し「移動シアターなら、全国でできるしね!旅しながら仕事するスタイルの理想形だ!」

 

ゆ「そうなんです。で、そのやる気を損ないたくなくて、SNSで発信して、後に引けない状況をつくりました。言っちゃったから、もうやるしかないって」

 

し「ストイックだねえ!その後は起業準備って感じだよね?」

 

ゆ「バルーンスクリーンの工場が兵庫の山奥にあって、それを見に行きました。まずは機材を揃えなくてはならないので」

 

し「工場に直でアポ取りに行くんだ!びっくりされなかった?」

 

ゆ「そりゃあもう、工場の人、マジでびっくりしてましたよ。23、24の若者がわざわざスクリーンを買いに来るっていうんで、金が有り余ってる実業家とか富豪なんだと思っていたらしくて。でも僕みたいな普通の若者が来るってなって、逆にびっくりみたいな。普通かよ!って(笑)

 

 し「それクソ面白い!(笑)そっか、バルーンスクリーン持ってるのって全国で1人なんだもんね!」

 

ゆ「個人では僕だけなんですよね。そりゃあもう工場も驚くわけです」

 

移動シアターって儲かるの?

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ゆ「僕がホテルマンを辞めたあと、注文してくれるかなって若干不安だったんですけど。でも旅する中で出会った人のつながりでお仕事をもらってます。だから辛くても頑張れている

 

し「本当に仲間みたいに助けられてるし!羨ましいなあ」

 

ゆ「そう。SNSとかで自分の仕事もプライベートも書くようにしているんですけど、それって感覚的には恩返しに似ています。ヒッチハイクのときに応援してくれた人たちも、今の仕事を応援してくれている人たちもつながっているから、助けてもらった結果自分が頑張っているところを見せたいし、知ってほしいし、恩返しがしたい

 

し「了解。食べたい、舐めたい、危険地帯、と。メモメモ」

 

ゆ「パソコンにビールかけていいですか?

 

し「それは僕の人生が死に至るからやめて……ちなみに、ぶっちゃけ儲かるの?(笑)」

 

ゆ「それでいうと、結構ギリギリです(笑)」

 

し「ちなみに僕はお金大好き。札束の風呂に入りながら小銭で頭洗いたい

 

ゆ「気持ち悪いので無視させてもらいますけど、ぼちぼち、死なない程度に売りがたつようになりました。この前、ようやく月の売上がサラリーマン時代の月収を超えまして。嬉しかったです!

 

し「この野郎、ボッタクリかよ!独占禁止法反対!!」

 

ゆ「いやいや!それがですね。僕のやってる料金って、移動シアターの業者の半額以下、下手したら1/3程度なんです。もしかしたら1/10くらい?

 

し「えっ。やば。めっちゃ優良価格じゃん!」

 

ゆ「スクリーンのレンタル業者さんだと、パーツをバラで貸すようになるんですよね。スクリーンだけとか、スピーカーだけとか、コードだけ、みたいに。基本的に、移動シアターとか移動式映画館とかを借りるのって大きい団体なんです」

 

し「NPOとか、音楽イベント会社とか」

 

ゆ「そう。で、そういう大きい団体がレンタル業者を探すとすると、既にスピーカーとか、機材を色々持っていることが多いから、バラで借りるのがメインの使い方になる」

 

し「そうか。で、勇馬さんは個人向けに、一式セットで準備していく。レンタル業者のカバーできない小さなニーズを拾っていくサービスなんだ」

 

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ゆ「そういうことです。僕は機材は一式まとめてレンタルしてるから特に設備は必要ないし、レンタルしただけだと虚しくなっちゃうので、設置とか場作りも手伝っています。一緒に場作りを楽しみたいから。そうすることで、人手をかけるのは難しいけど個人で彼女にサプライズしたいとか、仲間内での映画上映やりたいとか、そういうニーズに応えられるサービスにしたいと思っています」

 

し「機材も人手も最小限ってことね!でも、お高いんでしょう~?」

 

ゆ「基本料金は、40人以下のイベントで2万円+交通費、以上なら2万5千円+交通費

。映画だと著作権の話が入ってくるんで、もうちょっとかかったりしますが、それ以外はかかりません」

 

し「2万て。社会貢献価格や

 

ゆ「僕としては、交通費を仕事っていう体(てい)でもらえるから旅もできるし、観光もできるし、いろんな食べ物にも人にも出会えるから、幸せだって思えるんですよ」

 

し「天職ってこういうことをいうんですね……」

   

ゆ「ただ、特に冬は閑散期なんで、常に不安とは戦っていますね」

 

し「そうか、さっきも長野の11月は寒かったって言ってたけど、冬は野外で映画やったら凍えるもんな……」

 

ゆ「もはや完全にM……」

 

し「その手があったか。全国のMの皆さん、寒さの中で映画を見ながら凍えるのはいかがでしょう」

 

ゆ「変な宣伝しないでくださいよ!」 

 

移動シアターは恩返しのかたち

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し「ちなみに、全国回るのってきつくない?」

 

ゆ「やっぱり……それなりに体力は要りますね(笑)」

 

し「でしょ。車って1時間半乗ってるだけできついもん」

 

ゆ「1時間半で終わればいいんですけどね。現実はそこまで甘くなくて……」

 

し「ちなみに最長でどれくらいのロングライドになるの?」

 

ゆ「鹿児島から東京ですね。1日目は鹿児島から広島、広島から東京。いろんな人と出会えて騒いで嬉しすぎた反面、トラックでずっと1人だから、なんだかいきなり孤独になったみたいできつかった

 

し「孤独だもんね。話し相手もいないから、頭がおかしくなって目の前のビールジョッキを室伏みたいにそーい!って投げるレベル」

 

ゆ「しょうきちさん本当に投げそうなのでやめてください

 

し「うへへ(笑)」

 

ゆ「でも、さっきの話じゃないですけど、僕に頼んでくれてるから、嬉しくてどこにでも行きたいです。仕事をくれたことっていうより、僕に頼んでくれたっていうのが嬉しい。最近では、一箇所旅に出たら、その周辺地域でお仕事を連続でもらえるようになってきたので、効率化もできていますしね」

 

し「自分に頼んでくれたのが仕事のモチベーションになるんだ」

 

ゆ「そうですね。自分に頼んでくれて嬉しかったのは、やっぱり初受注のとき。鹿児島の大崎町で地域おこし協力隊に呼んでいただきました」

 

し「どんな風にお仕事もらったの?」

 

ゆ「地域おこし協力隊の方が、外で上映会やりたいけど機材がない!っていうブログを書いていて。それを僕が読んだんですよ。で、機材貸せますよ!ってブログにコメントをしたら、大崎に来てほしいって言ってもらえて

 

し「すごい。平成生まれ的受注手法だなあ!」

 

ゆ「で、鹿児島のお仕事が終わったら、鳥取のキャンプ専門家の方につなげてもらって、そこでイベント。そこからさらに、熊本の復興イベントの上映会につながって、大きな公園を使って4日間の大きな会で上映をさせてもらいました」

 

し「鹿児島→鳥取→熊本ね!リレーみたいにつながっていくね」

 

ゆ「しかも、熊本から福岡の映画団体の方につなげてもらって。うまくいけば、福岡でも上映ができるみたいなんですよ!」

 

し「そのつながりだけで4県制覇かよ!すげえ!」

 

ゆ「嬉しい半面、機材を持っているだけでつながりをもらえるとは思っていないから、つながりを作り続けられるように、自分のスキル磨きを頑張りたいですね。例えば映像編集ができるようになったら、さらにお手伝いできる場が増えていくから。もしかしたら、今まで出会った人に、編集やってほしいからもう一回一緒にやろうよ、って言ってもらえるかも。そうしたら嬉しいじゃないですか!」

 

し「そのモチベーションってなんなの?何でそういう風にやる気が出るんだと思う?」

 

ゆ「なんだろう、モチベーションっていうのは僕の中でいくつかあります。すげーって思われたい、みたいな下心もほんの少しはありますけど、僕にしかできないことを探したいっていうのが一番強いです」

 

し「勇馬さんにしかできないことを仕事で提供していって、そこでつながりを作っていく。その手段として、全国で勇馬さんしかやっていない移動シアター館長という仕事があるんだね」

 

ゆ「そうやって、僕だけにしかできないことを通して、人とつながっていきたいですね」

 

【まとめ】移動シアターってこんなこと 

 

  • 移動シアターは3分で組み立てできるバルーンスクリーンを使ったスクリーンレンタルサービス
  • 神社とかビーチとかビル屋上とか、いろんなところでできるから女の子を落としやすい
  • 移動シアター館長の足立勇馬さんは24歳のフリーランス
  • 移動シアターを個人で所有しているのは全国で勇馬さんだけ
  • ホテルマンやってたけど、イオンで立ち読みして野外映画館の存在を知る
  • 移動シアター依頼の値段は2万+交通費から。個人でも呼べる !

 

移動シアターのご依頼、ご連絡はこちら!

070-2188-7198

adauma@gmail.com

 

 

 

ちなみに飲んだ翌日、勇馬さんはカーフェリーに乗って、また旅に出ていきましたとさ。

 

 

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