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転職先はブラック企業第14話「そして僕はきちがいになった」

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朝4時半。階段の踊り場にて、奇妙な人影が動くのが見える。

 

「ਹੈਲੋ ਧੰਨਵਾਦ!」

「はい!どうもどうも~!しょうきちくん今日も元気がいいね~!」

 

「ਇਹ ਵੀ ਇੱਕ ਕਿਸਮ ਦੀ ਨਹੀ ਹੈ! 」

「なんだ!そうかそうか!あはは~~!!」

 

「ਅਸਲ ਵਿਚ ਹੈ, ਮੈਨੂੰ ਪਟ ਹਾਲ ਹੀ ਵਿੱਚ ਇੱਕ ਮੱਛੀ ਬਾਰੀਕ ਅਤੇ ਭੁੰਲਨਆ ਲਈ ਗਲਤੀ ਉਬਾਲੇ ਸੀ!」

「マジかよ~!どうりでさっきから俺のパンツからいい出汁が出てると思ったぜ!」

 

まず残念なことを申し上げなければならない。この2人のうち、奇声をあげているのは僕である。僕でさえも、なぜこんなことになったのか理解できていない。しかし、僕のやることは、パンジャブ語をひたすらしゃべることである。

 

さて、いわずもがなではあるが、この漫才をもし傍から見ている奇特な傍観者がいるとするならば、僕らはさぞかし変態的に映ったことだろう。それもそのはず、会話の頭の悪さがマジでハンパなく、ダンゴムシから黄色ブドウ球菌並みの知能にランクダウンしている。

 

そしてそれ以前に怪しいのが、漫才の相方であるマゾ彦は日本語でしゃべっているのだが、僕はパンジャブ語でしゃべっていることである。

 

このカオスな状況にいたるまでには紆余曲折あった。まず、あるあるネタで笑いを取るのは不可能だった。もうなんというか、笑いのツボをつけなかった。「空は青い」とか「飯はうまい」とか「僕たちは寝たい」とかそれくらいの、一億総同意できるくらいのちんけな最大公約数しか僕らは狙えなかったのだ。これではお茶を濁すことすらできない。むしろ、この漫才を発表する総会の後に社長に呼び出され、みっちり説教を受ける姿しか想像できない。

 

ならば、われら日本男児得意の玉砕である。玉砕あるのみ。会場に特攻(ブッコ)み、見せてやるのだ。意地を。

 

それから僕らが無い知恵を出し合った結果、「片方が意味不明な言語でしゃべっているのになぜかコミュニケーションが成立しているという亜空間を生み出そう」というクレイジー極まりないアイディアが爆誕してしまった。それが上記の図である。(僕はベンガル地方で生まれ育ったわけではないのでパンジャブ語はしゃべれない。よってグーぐる先生の翻訳機能をもって発音を真似してしゃべっている)

 

ちなみに日本語に修正してみると、会話は下記のようになる。

 

「どうもこんにちは!」

「はい!どうもどうも~!しょうきちくん今日も元気がいいね~!」

 

「そんなでもないよ!えへへ!」

「なんだ!そうかそうか!あはは~~!!」

 

「実はさ、最近はんぺんと間違えてパンツを煮込んじゃったんだ!」

「マジかよ~!どうりでさっきから俺のパンツからいい出汁が出てると思ったぜ!」

 

※一応これでも2人とも一流私大と呼ばれる学校出身である。世も末だ。

 

 

 

 恐怖!!ペンギンアップデート!!

 

仕事を朝4時に終わらせてからほぼ寝るまもなくこんなことをしているわけだから、昼間の集中力といったらなかった。とりあえずヘビーメタルをかけながら目を見開いているといった具合だ。もはやそれしかない。

 

朝出勤してくるデザイナーたちとしゃべるのもきついため、一人1枚ずつ、A4ペライチに指示を書きなぐっておく。それを読んでもらうまではとりあえずトイレで寝られるのだ。

 

ブラックのシャレオツなドアを閉め、少し硬い壁に頭を預ける。ああ、これで5分。至高の5分。これで僕は生まれ変われる……

 

と、そのとき僕の携帯が鳴り響く。デザイナーからだ。きっと指示書の説明を求めるコールだろう。まったく、もうちょっと指示書を丁寧に読んでから呼び出してほしいものだ。

 

1分ほどたってからかけなおすと、

 

「遅い!なにやってんの!大変だったんだから!」

 

「いったいどうしたんですか……」

 

「お客さんから電話がいっぱいかかってきてるわよ!」

 

「なんだって……?」

 

「うちでSEO契約してるサイトが圏外になっちゃったって!!」

 

僕はこのままトイレで一生を過ごしたいと思った。

 

実はこの件、ものすごくやばいことなのだが、状況を簡単に説明しよう。僕のブラック企業では、お客さんのサイトをいろんな人に見せるテクニックを売っている。その中にはちょっとグレーゾーン的なものもあるのだが、今回、そのグレーゾーンをグーグルさんが見破れるようになったのだ。見破られたが最後、そのサイトの訪問者はがた落ちする。つまり儲けが減る。だからお客さんはあせりまくって電話してくるのだ。

 

具体的に言おう。皆さんがごらんになっているこのブログは第二新卒の転職者をメイン読者にもっていて、「第二新卒 ブログ」とかで検索すると上から2番目に表示される。結構目に付きやすいところに出ているのだ。では、仮にそれが表示されなくなったらどうなるだろう?僕のブログは「第二新卒 ブログ」で検索してくる読者を大幅に失い、閑古鳥が鳴く。

 

個人ブログだとそんなに大きい話でもないが、これがたとえばクーポンサイトのポンパレだとしよう。

旅行券とか通販を格安で利用できるサイトなのだが、当然こういったサイトを訪問するときには「クーポン」とかで検索する。おそらく「クーポン」で検索する人は数十万人/月でいるだろうから、流入してくる人も莫大だ。そんなデカい流入経路がある日突然グーグルさんによって待ったをかけられるのである。そう、大惨事だ。

 

「しょうきちさん!どうしたんですか!1日でも早く復帰しないと売り上げが一気に落ち込むんですからね!」

 

「ちょっと待ってくださいよ……」

 

焦った。この手のグーグルさんによる改変は、原因の特定がむずかしい。なぜなら、グーグルさんは「悪いところは勝手に早く直してください」的なスタンスで、どこが悪かったかを教えてくれないのだ。グレーゾーン的な改造なんてどんなサイトも数え切れない箇所をやっているため、簡単に特定することは困難である。

 

「とにかく、来月頭のミーティングまでには何とかしてください。さもなければ、契約の打ち切りも視野に入れます」

 

「そんな……!」

 

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