もちもち動物園

楽しい働き方研究ブログ。第二新卒転職→ブラック企業勤務→宮崎移住。

転職先はブラック企業第13話「くそみそ宴会芸」

スポンサー広告

「芸 フリー画像」の画像検索結果

転職先はブラック企業第12話はこちら

 

www.mochizoo.xyz

 

 

ブラック企業でよくあるのが「謎の仲間演出」である。

 

日頃頑張っている仲間なんだから称え合おうぜ、お祝いしようぜ、みたいなのがそれなのだが、基本的に面倒くさい。

 

当然わがブラック企業にもその風習はあった。

 

誕生日イベントである。

 

誕生日を迎える人を月に一回まとめてお祝いするのだが、これがもう茶番も茶番なのだ。

 

流れとしては、

 

  1. 業務中にいきなり音楽が流れる
  2. イベント担当がケーキをもってくる
  3. ケーキを一斉に吹き消す
  4. プレゼントを一人一個もらう
  5. 仕事への意気込みを語る(?)
  6. お金を徴収する(???)

 

とまあこんな感じである。

 

ここでおそらく6番に対する意味不明さが際が立っていると思うので説明しておこう。

 

誕生日イベントは強制である上に、かかった費用を「現金で」「その場で」回収する。

 

祝われる方としては、ケーキを食べ、プレゼントをもらった直後に 「はい皆さん一人2000円でーす」とか言われるのであんまり気分が良くない。

 

しかも、金額は2000円〜3000円くらい徴収されるので、払う方も痛い。

 

つまり、誰も喜べない誕生日イベントなのである。一体何のためにやっていたのだろうか。

 

 

Theブラック企業!!四時からの宴会芸練習、そして追いかけっこ

 

さて、決算総会の日にちが迫る。笑いのセンスなどダンゴムシの知能並みにない僕に降り掛かってきた「株主・取引先前でやる漫才」。この難題に僕は困り果てていた。

 

大学時代に初対面の関西人から全然面白くないと真顔で言われて以来、元から欠如している笑いのセンスを磨く気すらなくなっていたのだ。

 

とりあえず、自称天才的超一流コミュニケーターの社長に、漫才をどう作るか聞いてみた。

 

「あのな、笑いっていうのは緩急なんだよ。静と動。こうピンと張り詰めたところから笑いがドドーっと入ってくるとさ、ドカーンとくるんだよ!」

 

何度か聞き返したが、全くわからなかった。

 

仕方ないので、YouTubeでコントや漫才を見まくることにした。先輩方の流れをおパクり致す所存である。

 

研究した結果、

  1. あるあるネタ
  2. コント(キャラ押し系)

この2つがやりやすいのではないかと結論づけた。

 

前者を選んだ理由は、観客の共感(=あるある)を得ることで、爆笑は得られずとも何らかの表情の変化(≒失笑)くらいは狙えるのではと踏んだから。

 

後者は強烈なキャラを作り上げることで、場の雰囲気の主導権をもっていくことを狙って。

 

この2つの方向性で、ネタを考えてみることにした。

 

「でもよ〜」

 

なぜか陸上自衛隊からうちのブラック企業に入社したマゾ中のマゾ、マゾ彦は言う。こいつも笑いのセンスは皆無だ。ちなみにセンス皆無ながら僕の相方となっている。

 

「うちのあるあるっていったらトイレで寝るとかA会議室が寝やすいとかだろ〜?そんなの取引先前で言っていいのかよ〜」

 

確かにそうである。

 

「かと言ってもよ~、普通のあるあるだったら当たり前体操みたいなのがもう既に出てて、それも古いじゃんかよ〜」

 

言うとおりである。

 

「じゃあ、お前面白いキャラとか考えられんの?」

 

「無理だよ〜」

 

よって、僕らは失笑必死のあるあるネタ構築に走ることとなった。

 

訪問先の帰りの電車で現行を書き、仕事を終わらせた午前3時から練習。ただし、オフィスではまだ仕事をしている猛者もいるため、非常階段の踊り場で練習するのだ!

 

「しょうきちと!」

 

「マゾ彦の〜!」

 

「あるあるコント〜〜!!」

 

ネタには全く持ってキレがなかった。しかも、見回りの警備員に見つかるとやめさせられて警告を受けるため、逃げ回る必要がある(ビルは宿泊禁止)

 

「あのさ〜、やっぱりなんかほしいよな〜、アンガールズみたいなやつ〜」

 

「ジャンがジャンが?」

 

「そうそう〜」

 

「どんなやつだよ……」

 

マゾ彦は高速でスクワットをしながら、

「パンパンピーン!ププンペーン!!ポンポンポポンポーン!!!」

と叫びだした。

 

深夜4時のテンションである。品も面白さも全てがダンゴムシレベルだ。

 

そのとき、

 

「そこ!今何してる!」

 

警備員に見つかった。

 

「君たち、所属はどこ?」

 

僕らは一瞬止まって、

 

「はい、田中不動産です」

 

と一階下のテナントの名前をとっさに告げて逃げ出した。

 

投稿強化中:クレーム対応に疲れたら転職しよう

nojisho.hatenablog.com

 

 転職先はブラック企業第14話はこちら

www.mochizoo.xyz