もちもち動物園

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転職先はブラック企業2話 「ブラック企業は土日に休むと無断欠勤」

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転職先はブラック企業1話 「ブラック企業の異常な社員旅行」はこちらから

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4月1日、僕はA社に入社した。

 

A者は最近流行りのIT企業である。「戦略的観点からブレイクダウンしたマーケティングコンサルティング」を売りにする会社で、外資系コンサル出身者を経営陣に据え、急成長していた。設立してまだ5年も経っておらず、これからどんどん会社を大きくしていこうというフェーズだ。その会社に、僕は第二新卒の希望を託した。

 

まさか、土日に休んだことで「無断欠勤」を言い渡されるとは、まだ知らずに、、、

  

初日から終電逃し

さて、早速だが、僕は初日から終電を逃した。業務の量が多すぎるのだ。 どれくらい多いかというと、新卒2日目の子が1000万円/年間のクライアントをほぼ1人で回しているくらいである。仕事が多すぎて、新人だろうとなんだろうと、フル稼動させないと追いつかないのだ。

 

自分はというと、終電を逃したことに対して不満はなかった。「だって、みんな残ってるし」という気持ちで残ったのも、正直ちょっとあった。「バリバリ仕事やっている感あるし、残っていくか」というのもあった。地獄のミサワ的というか、昔で言う「モーレツ社員」的というか。とにかく頑張って仕事をすることに憧れていたから、会社に残っての仕事も喜んで引き受けた。

 

しかし、そんな甘い考えは2日目には吹っ飛んでいた。毎日終電を逃すなんて、当然の当然。むしろ、終電なんて気にしている奴はいないのだ。男性社員は当然、新卒の女の子も、シングルマザーも、ヨガマットを敷いて床で寝ていた。

 

きついのは、毎日風呂に入れないということである。気分的にもそうだが、朝出勤してくる女性社員の目が痛い。「ホームレスの臭いがする、、、」「窓開けたい、、、」等の愚痴がこぼれるのを耳にし、僕は自分のせいじゃない、自分のせいじゃないと必死になった。

 

そのうち、この環境を快適に過ごすために「誰の近くにいると臭い」「どの部屋にいると臭いがこもるから朝のファブリーズが必要」等、変なノウハウが溜まっていた。

僕自身も香水を用意し、足の匂いケア、消臭効果のあるウェットタオル、予備の下着等を用意して消臭に備えた。

 

衛生面もそうだが、体力的にも当然ハードである。朝6時まで資料作成をやって3時間寝てそのまま朝礼みたいになるのもザラ。ザラのザラである。

この深夜労働のツケは日中の眠気に回ってくる。したがって、3時間仕事をしたら10分トイレで寝て、また3時間仕事をしたら10分トイレで寝るという、トイレとオフィスの往復が始まった。 まともなメシなんて食べられたもんじゃない。

 

ちなみに、「会社に住む」ことになったことを憂いて書いたブログがこれ。記事自体は7月に書いたものだけど、過酷な毎日は既に4月から始まっているのだ。

nojisho.hatenablog.com

 

全部署合同会議の恐怖

そんなこんなしている内に、金曜日になった。金曜日は「全部署合同会議」といって、全体で各部署の業績をローテーションで回していく。

 

この会議、一言で言えば「公開処刑」。発言をしなければ罵倒、成績が悪ければギャン詰め。「赤子でなくともギャンギャン泣き喚くほど詰められる」ギャン詰めである。

 

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「死ね」「カス」等の暴言は当然。時には手が飛ぶ、モノが飛ぶ。

 

発言をしなくともどやされるから、恐怖で一杯だった。とは言え、転職して1週間目。知らない言葉も多く、質問なんてできない。いや、正確に言えば、質問はできるっちゃできるが、自分のためだけに聞く基本的な内容になってしまって議論に水を差す。罪悪感が出る。

 

「お前、何も喋らないね。死ねば?

 

会議の後、何回か社長に言われたセリフである。

転職するまでのやる気は早くも消えつつ有り、気がつけば恐怖を払拭するために仕事をするような毎日になっていた。

 

本当は強制参加の土日勉強会

土日を迎え、やっと休戦の時間が近づいていることに喜びを噛みしめる、金曜日の28時。

「若手にナレッジを蓄積させる」という名目のもと、土日に勉強会が開催されていることを告げられた。

 

そういえば入社前に、「土日の勉強会があり、自由参加」と聞いていた。こういうのも、やっぱり参加したほうが良いだろうなあ。

 

とは言え、平日風呂も入れず床で寝ていた身体である。服も替えたい。なので、1週間ぶりに自宅に帰ろうかと思い、土曜の朝に帰宅した。すると、帰宅途中で携帯が鳴る。案の定、上司だった。

 

「今日勉強会あるんだけど。何で来てないの?」

 

やはり勉強会の電話だった。それも、あたかも参加するのが必須という感じである。僕は自由参加と聞いていたので参加しないことを告げた。すると、

 

「スキルも何もない状態で、勉強会に来ないなんてどういうこと?そんなにやる気が無いなら辞めたほうが良いよ」 

 

とのこと。入社1週間で早くも退職勧告をもらってしまった。

 

「仮に自由参加だと言われていたにしても、それなら休むって連絡しておくべきだったんじゃない?コミュニケーション能力が低いね」

 

まあ確かにそれもそうだ、、、と思い、連絡しなかったことを謝って電話を切ろうとした時。

 

「今日のことは無断欠勤にしておくから、そのつもりで」

 

む、無断欠勤、、、?休日なのに、無断「欠勤」とはこれいかに。週休土日って書いてあったじゃないか。土日は働くべき日ではないから、欠勤というのはちょっとおかしいのでは、、、?

自分の常識を頭のなかでぐるぐるやって反芻して、いくつか出てきそうになった反論を飲み込んだ。この会社には、土日なんてないのだ。

 

それ以降、僕はこの会社の土日の使い方を知った。

  1. 勉強会
  2. ミーティング
  3. 平日に残ったタスクの処理

 

そう、1日丸々の休みなんて存在しないのだ。

 

投稿強化中:面接テク、就活テクを独自の観点でまとめています

nojisho.hatenablog.com

 

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